ロンドンからスコットランドのスカイ島へ
2009年3月 イギリスでの大学院生活が終わり、その後ロンドンの日本食レストランでバイトしてました。
そしてバイトをやめその時バイトで貯めていた約3000ポンドを持って旅に出ようと決心、まずはスコットランド北西部にあるスカイ島を目指す事に
なぜスカイ島にしたかというと正直なんとなくです。
自分は地図を見るのが好きで、特に島のはっしこの町をみながら「ここに住む人達はどんなくらしをしてるんだろう」とよく想像します。
そんな時、なんとなくスカイ島を見ていて「よし、ここに行って実際にみてみよう」と思ったのがきっかけです。
その後ネットで調べると英国一美しい街と呼ばれる事もあるみたいで、より一層行きたい気持ちが高まりました。
スカイ島めざしてロンドンから出発
時期は2009年3月下旬 まだまだこの時期のロンドンは寒いです。
■出発はロンドンの夜遅く、郊外から
大都市でヒッチハイクをする時の注意ですが、ヒッチハイクで都市に入るのは簡単、でも都市の中心地から外にでるのはめちゃくちゃ難しいです。
なので外に出る時は郊外に向かう幹線道路まではなるだけ自力で行くっていうのを心がけてました。
ロンドンのzone3のレイトンって場所に住んでましたが、まずは郊外に向かう車が良く通る幹線道路の手前までTUBEを使って移動、そしてそこからヒッチハイク開始しました。
ポイントに到着後、すぐにヒッチハイクを開始
開始時刻は夜の9時頃
ヒッチハイクをしてから間もなく一台のトラックが停まってくれました。
地元の運送業で働いている黒人さん、とても優しかったです。
そんなに遠くには行かないという事で少し進んだところで降ろしてもらう事に
まだロンドン市内からの脱出とはならず
そして一台目は上手く行きましたが、いくら郊外とはいえ、夜遅くにロンドンでヒッチハイクをするなんて今思えばなんて危険な事をしたんだと思います。
そしてその危険は見事に的中しました。
■危機一髪、ゲイに襲われそうになる!
【注意】少しシモの話が含まれます。苦手な人はスキップしてください。
夜9時30分頃、ロンドンの郊外からヒッチハイク再開
しばらくすると一台の車がすごい勢いで近づいて、急ブレーキで停まってくれました。
停まってくれたのは少し肩幅のある体格のいい30代前後の男性
夜にヒッチハイクをするのに少し恐怖はあったものの、なんとか乗せてもらって一安心
ドライバーがちらちらこちらを見ながらずっと片手運転しているのに不思議に思いつつも、最初は何気ない話をしていました。
しかしドライバーからやけにセックスについて話題をふられ、徐々に男性の遍歴が語られるように・・・。
そして遂に男性から「君も一緒にセックスしないかい」と誘われ、必死に拒否をしました。
そんな時、気づいてしまったんです。 驚愕の出来事に・・・。
その時は夜遅くの幹線道路
明かりは道路沿いに通り過ぎる街灯のみ
車が街灯を通りすぎる度に、照らされる車内
ふとドライバーの方を見ると
なんと運転しながら、片方の手で自〇行為をしていたんです。
どうりでずっと片手運転だったのかと、そしてちらちらこっちを不自然に見てくるのも理由が判明
・・・
オカズにされている、、、
まさか運転しながらそんな事をしているとは
ドライバーと自分の距離は運転席と助手席なんで、いつでも手が届く距離
まじでナイフとか出されて脅されるんじゃないかと思ったし
車から飛び降りる事になるかもしれないとドアノブを確認したのを今でも覚えています。
自分「もうどこでもいいからすぐに降ろしてほしい」
ドライバー「ちょっとまってな!目的地までの近道をしってるから」
するとドライバーは走っていた幹線道路を降りて、下道に
そして幹線道路からどんどん離れて、住宅街を抜け、人気のいない林道に入りはじめました。
これはまずい、ほんとにほんとに襲われる
とにかく襲われたときに逃げれるように自分の荷物を確認
手にはヒッチハイク用のボード、そして洋服とか入っているメインのボストンバックは運悪く後部座席
もし逃げる際にはボストンバックはあきらめて走って逃げようと覚悟しました。
そして手に持っていたボードを運転手側にさりげなく向け、ナイフとかで襲われたときに防御出来る体制に
林道に入って5分くらい走った後、全く人気のない真っ暗な所でドライバーが急遽、車を停止
とうとうこの時がきた
車から外に飛び出そうと覚悟を決めたその時
ドライバー「ちょっと待って!何もしないから」
自分「(車から飛び出すのを思いとどまる)ん?何もしない?」
ドライバー「そう何もしないから10分だけ座ってて」
自分「分かった」
車から飛び出して逃げた場合、後部座席のバックをあきらめないといけない、そして逃げたとしてもこの真っ暗闇の中、どこに逃げていいか分からない
との思いから、素直に「分かった」と言いました。
するとドライバーが何をするかと思いきや、
じーーーーっとこちらを見てくるんです。
そして変な喘ぎ声を出しながら自〇行為を始めたんです。
人生で初めてです、直に見られながらオカズにされるなんて、、、
その時の恐怖心は本当に忘れる事がないです。
彼が行為におよんでる間中、自分はボードを運転席の方に向け、片手でドアノブを押え、いつでも外に逃げれるように待機
まじで気持ちの悪いひと時を過ごしました。
オカズにされながら待つ事10分
彼が最後の喘ぎ声を発すると、とうとう終わったらしく、股〇部をふき、服を着替え
ドライバー「よし行こうか」
と言って車を走り出しました。
その後も、何されるか分からない恐怖で
常にボートを運転席側に向けながら早くおろしてくれ、とドライバーに言い走る事15分程度
先ほどの幹線道路に入ってすぐのSAでやっとおろしてもらいました。
降りた時の安堵感はハンパなかったです。
そして思いました。
この話、一生ネタに出来るぞと
喉元過ぎればナントやらではないですが、恐怖も過ぎ去ってしまえば後は良い思い出
貴重な経験が出来た、と思いました。
とにかく命も無事にケガもなく終えられて良かったです。
夜のロンドン郊外のSAで一人ポツンと立ちながらそんな事を考え
初日のヒッチハイクは終了です。
コメント